月間レポート

【2026年2月】VRChat人気「ワールド」ランキングTOP10|Booth傾向分析

2026-06-06約24分で読めます · 11,859文字
【2026年2月】VRChat人気「ワールド」ランキングTOP10|Booth傾向分析

2026年2月にBoothで公開された新作のワールドから、スキを多く集めた10点をデータと一緒に振り返ります。1位は、VR内で手描きした線をそのままワールドに焼き込めるペン「UnyStylus」。続くのは、箸でつまんで食べる炊き出しや注射器型のショットドリンクといった"触って遊ぶ"ギミック、環境光を受ける無料の雨、そして深夜のホームワールド3軒です。2月の一番の変化は 無料配布の急増で、Top 10で4点・全18点中5点(約28%)が無料。中央値価格¥700と、1個のいいギミックやパーツがあれば上位に届く——という先月からの空気が、さらにはっきり出た並びでした。

📊 データについて 集計日: 2026-06-06 / 対象: 2026-02-01〜2026-02-28 に公開されたスキ数300以上のワールド(18件)

注目ワールド10選

集計時点(2026年6月)のスキ数で並べたランキング形式で、1点ずつ中身とボリュームを見ていきます。

1位:UnyStylus / らすたの雑貨屋

1人1本呼び出して使える、ワールド用のお絵かきペン。手元の放射状メニューから色と太さを選んで線を描き、描いた線は後から移動したり複製したりもできます。2月のワールドカテゴリでは最多スキを集めた1点で、¥300。

このペンの独創的なところは、VRの中で描いた線を、そのままワールドの"オブジェクト"として残せる 点にあります。ふつうVR内のペンで描いた絵はその場限りのものですが、UnyStylusは描いた線の情報をテキストとして書き出せて、付属の「LineImporter」というツールでUnityに読み込むと、その線が3Dオブジェクトとしてシーンに再現されます。つまり 「VRの中で手描きした装飾を、Unityのワールドに焼き込んで残す」 ことができるわけです。取り込んだ線は CropCube / CutCube で要らない部分だけ切り抜いたり削ったりして整えられるので、Unityで一から3Dモデルを作らなくても、フリーハンドの装飾やロゴ・看板の文字をワールドに置けるようになります。

ランタイムでは、イベントで参加者が寄せ書きする落書きペンとして。制作の場面では、VRで下描きしてUnityに持ち帰る制作ツールとして。遊び道具とワールド制作支援のちょうど境目にいる のがこのペンの面白さで、1位がペン1本というのも、いかにもワールドカテゴリらしい並びです。

らすたの雑貨屋さんによる紹介PV

2位:Modern Comfort Base / StardustStudio

無機質なコンクリートとロフトでまとめた、モダンなホームワールド。吹き抜けにシーリングファン、中2階に本棚とガラス手すり、間接照明で照らした階段——「好きなものに囲まれて一日の終わりに自分を取り戻す場所」をコンセプトにした、ホームワールド/V睡向けの空間です。¥2,000(解説ReadMeは無料DL)。

うれしいのが、ドラッグ&ドロップで写真を飾れる 機能と、VRC+のチェキの形に合わせた額縁が用意されている点。自分のスクショで部屋を埋められます。明るいNoon版と暗めのNight版の2シーンがライティング済みで同梱され、PC / Quest / iOS すべてに対応。動画プレイヤーや入退室ログも内蔵で、ワールド導入解説のPDFまで付く ので、初めてワールドを上げる人にも寄り添った構成です。

3位:VARAYA/Screen(+Speaker) / VARAYA OnlineShop

動画ワールド向けの、開閉できるスクリーン。無料の動画プレイヤーVizVidを想定したスクリーンで、リモコンをインタラクトすると画面が開閉します。¥600、支援版(¥800)にすると吊り下げ式のスピーカー(SP-02C)も付いてきます。

動画プレイヤーそのものは無料のVizVidに任せて、この商品は"見せ方"側のガワだけを引き受ける のがうまいところ。リモコンで開閉できるのも地味に効いていて、誰も観ていないときは畳んでおけば部屋が大きな黒い画面に占領されず、上映のときだけ開く——という所作そのものが映像ワールドの演出になります。「プレイヤーは置けたけど、画面と音響の"見た目"がいまいち」を埋める、うなばらしおさんのピンポイントなアセット。lilToon対応で、VizVid系のワールドに置いてすぐ馴染みます。

VARAYA OnlineShopさんによる紹介PV

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4位:RARA Rain System / RARAlabo

環境光を受けて色が変わる、無料の雨パーティクルシステム。ふつうのパーティクル雨は、暗い夜のワールドでも雨粒だけ白く浮いて"上から貼った"ように見えがちですが、これは「暗いところで降る雨粒は暗い色であってほしい」という発想で、Light Probe Proxy Volume(LPPV)からワールドの環境光を拾います。雨が背景の明るさになじんで降ってくれる のがこのシステムの肝です。GPU Instancingで数万個の雨粒を軽量に描けて、屋根や地面に当たると消える衝突判定、範囲を変えても密度が一定になる自動調整も付いています。無料、有料版は¥200。

1月2位「RARAの足音ギミック」を出した RARAlaboさんの新作 で、今回も「ワールドの体験を底から支える仕組み」という路線は一貫しています。

有料版(¥200)にすると、パーリンノイズで小雨→豪雨→晴れを滑らかに行き来する天候システム(ネットワーク同期)、雨脚に連動した音量調整、屋内に入ると音がこもるオクルージョンまで乗ります。無料版で雨そのものを開放し、"天候の演出"を有料版で売る という段階設計です。

5位:炊き出しセット / くるやさん

箸でつまんで食べられる、無料の炊き出しギミック。「炊き出しなので無料です」という潔いコンセプトで、豚汁とおにぎりが揃っています。豚汁は蓋を持って開け、お玉が鍋に触れると豚汁が入り、USEで注ぐ。トレーに箸を近づけると具をつまめて、箸USEで食べる、トレーを持ってUSEで飲む——という、一杯よそって食べるまでの所作が全部インタラクションになっている 作り込みです。

1月にもつ鍋やぼだっこ飯といった食べ物ギミックを出していた くるやさんの新作 で、2月は炊き出しという季節感のあるモチーフに。UdonSharpとObjectSyncで動く、かわいい系の食事ギミックの代表格です。

6位:House Tranquility / Imaginary Caravan

自宅として使うことを想定した、作り込みの住宅ワールド。家具までぜんぶ同梱で、デモシーンを開いてアップロードすればそのまま住まいになります。¥4,000とTop 10で最も高い価格帯ですが、効いているのが 朝・昼・夕・夜の4時間帯ぶん、ライティング済みのシーンが揃っている 点。ワールド制作でいちばん手間がかかるのが"光を作る"工程(時間帯ごとにライトベイクし直す作業)なので、そこを4パターン仕上げた状態で渡してくれるのは大きく、買う側は好きな時間帯を選んでアップロードするだけで画になる家が手に入ります。

ビルド後約60MBで、TowelCloud・iwaSync3・QvPenといった前提アセットを組み合わせて動かす、Windowsワールド制作の知識がある人向けの本格派。同じImaginary Caravanさんの8位「CQ_Books_6th」も構成部品の一つに入っていて、自分のショップのパーツを積み重ねて1軒を建てる スタイルが見て取れます。

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7位:Midnight Gleam / Mimorie.

ストリングライトの暖色でまとめた、深夜のホームワールド。1階はキッチン付きのリビングとパントリーで、お酒やコーヒーを並べて楽しめる作り。ヌックでひと息ついて、ロフトの先には静かなベッドルーム、という生活導線が一通り入った1軒です。ライトベイク済み、PC対応・Quest非対応。¥2,700。

1月10位「Homely Room」を出した Mimorie.さんの新作 で、こちらもバーワールドを手がけるどんぐりのお店さんへSpecial Thanksを送っています。

2位のModern Comfortが無機質なコンクリート系だったのに対し、Midnight Gleamは やわらかいベージュ × 細かなフェアリーライト の方向。同じ"夜のホームワールド"でも、モダン無機質と暖色ロマンチックという別々の温度感が2月のTop 10に並んだのが面白いところです。

8位:CQ_Books_6th / Imaginary Caravan

ワールドに置くための、無料の本アセット。現代の雑誌風デザインで、表紙を見せて本棚に飾ったり、テーブルに重ねたりする想定です。ライセンスはCC0(パブリックドメイン)で、改変も再配布も自由。

本やマガジンは、部屋に何冊か置くだけで「人が暮らしている感」がぐっと出る小道具ですが、表紙まで読める本を自分でモデリングするのは地味に手間。それをCC0で配ってくれるので、棚やテーブルに気軽に散らして生活感を足せる のが嬉しいところです。1冊が1オブジェクトなので、たくさん置くときは静置する本にBatching Staticを掛ければ軽いまま——という配慮も添えられていて、6位House Tranquilityの構成部品にも使われています。

9位:注射器ショットギミック / はなえちゅ

注射器の形をしたショットドリンクのギミック。アイスバケットに刺さった注射器型のショットを持って、トリガー長押しで飲み、もう一度クリックでリセット。マテリアルは12種のプリセットが用意され、すべてAudioLink対応なので、音に反応して光るドリンク演出 が簡単に作れます。¥1,200、PC専用。

バーやコンカフェ風のワールドにそのまま置けるタイプで、Poiyomiシェーダーで光らせた毒々しくも可愛い色合いが特徴。はなえちゅさんは同月にコンカフェ風の「DokiDoki Shot Gimmick」も出していて、飲み物を"飲む所作"ごと商品化する ドリンクギミックの作り手です。

はなえちゅさんによる紹介PV

10位:監視カメラギミック / かいこすたじお

自由に配置できる、無料の監視カメラ。Prefabを置くだけで導入でき、ワールドの監視演出や雰囲気作りに使えます。「複数設置するとワールドが重くなる」という注意書きが添えられた、シンプルな1点。

派手なギミックではありませんが、廃墟・地下・店舗のようなワールドに1つあるだけで空気が締まる小道具で、こういう "あると雰囲気が出る"部品が無料で配られる のも2月の流れでした。かいこすたじおさんの、置くだけで使える気軽な1点です。

かいこすたじおさんによる紹介PV

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集計ベースの数字と、分析軸ごとのランキングで2月のワールド全体を見ていきます。最多スキは1位UnyStylusの2,702で、1月の最多(1,252)から伸びました。ワールドは衣装やアバターに比べるとプレイヤー人口あたりの市場がまだ小さいニッチですが、裏を返せば競争はまだ浅い領域です。

指標
対象件数18 件
平均スキ数761
中央値スキ数532
平均価格¥1,219
中央値価格¥700
無料商品の割合28%(5 / 18件)
¥1,000未満の割合約56%(10 / 18件)
「撮影向け」タグの登場12 / 18件
Top 10 の完成ワールド / 置くだけアセット / 触って遊ぶギミック3 / 4 / 3 件

特徴・ギミック:「触って遊べる」ピックアップ系が主役

特徴・機能 TOP10

商品の特徴や機能・ギミック種別の分布。

機能タグを集計すると、2月は ピックアップ可能が7件で首位、続いてUdon6・ワールドギミック6。1月はUdon・ワールドギミックが二強でしたが、2月は 「持って・触って・飲んで遊べる」ピックアップ系 が前に出ました。食べられる炊き出し(5位)、注射器ショット(9位)、お絵かきペン(1位)と、手に取って動かすギミックがTop 10の中心になったのがそのまま数字に表れています。

その象徴が、くるやさんのもう1つの食べ物ギミック。

「ロシアンたこ焼き」は、爪楊枝でたこ焼きを取って食べるUdonギミックで、ランダムで1つだけ当たると視界が赤くなる——というロシアンルーレット仕様。他人の口の近くでUSEすると相手が食べたことになる対戦遊びもでき、リセットで復活します。5位の炊き出しと同じくるやさんが、パーティ向けの"みんなで遊ぶ食べ物"を続けて出した1点です。

ピックアップ系のもう一方の軸が、飲み物ギミック。

「DokiDoki Shot Gimmick」は、9位の注射器ショットと同じはなえちゅさんの作品で、コンカフェ風のレギュラーショット・ハート型のラブポーションショット・電球型のダブルストローショットの3種を収録。AudioLink対応で音に反応し、独自ドリンクを作れるPSDまで同梱されています。注射器とこのDokiDoki Shotで、はなえちゅさんは2月の"飲み物を飲む所作"を一手に引き受けた格好でした。

キーワード:「ソファ」「本棚」で探される世界

キーワード頻度 TOP20

VRCFinderが独自に付与したキーワードの集計。テイストや特徴の傾向が見えます。

キーワード集計でも最頻は 「撮影向け」で12件(18件中の3分の2)。ワールドは「住む」より「撮る」目的で選ばれやすく、自分のアバターや衣装を映す背景を探している人が多い、というのは1月と同じ傾向です。続く「ホームワールド」「インテリア」もその文脈。

そして1月同様、「ソファ」6・「テーブル」4・「ベッド」4・「本棚」4・「間接照明」4 と、具体的な家具や設備の名前が並びます。VRChatのワールドを探すときは、雰囲気の言葉だけでなく具体的なアセット名で探されることも多いため、VRCFinderでは収録されている個別のアセット名までできるだけ拾うようにキーワードを整えています。集計に家具名が並ぶのは、その整え方が表れた結果です。

その「部品を揃える」需要を象徴するのが、1月にパーテーションや照明セットを出していたToraba Storeさんの新作。

「String Light×6」は、壁掛け想定のストリングライトのセット。電球の形が星・球・ハートなど6種類、長さ3種類、湾曲の度合いが3段階で、組み合わせると計54個のFBXが同梱されています。ソケット・紐・発光部のマテリアルが分けてあり、発光色や強さも自由に調整可能。¥300で、ホームワールドの壁際を手軽に飾れる照明部品です。

テイスト:モダンと、深夜のロマンチック

テイスト傾向 TOP10

このテーマで人気だったテイストの分布。

テイストは モダンが7件で突出、続いてナチュラル3。2月は完成ワールドが多めだったぶん、モダン系の居室が傾向を引っ張りました。同じ"夜のホームワールド"でも、2位Modern Comfortの無機質なコンクリート方向と、7位Midnight Gleamの暖色ロマンチック方向に割れたのが面白いところです。

モダン × 隠れ家方向で目を引いたのがこちら。

「Grotta」は、都市の路地裏の階段を降りた先にある地下型のホームワールド(Grottaはイタリア語で「洞窟」)。天窓から差す自然光が、岩壁と杉板型枠のコンクリート壁を照らす構成で、リビング+中2階ラウンジ+暖炉スペース+ベッドルームが立体的に連なります。建物1種+家具・小物34種+照明11種を収録し、昼・夜の2バージョンを選べる、xrafteryさんの"VR建築"作品です。

ナチュラル方向では、植物をたっぷり入れた背景アセットも。

「木と植物のお部屋」は、木製の家具と観葉植物7点、開放感のある窓を備えた背景アセット。棚5点・椅子2点・間接照明2点・ライト6点まで含み、コライダーやライトベイク、リフレクションプローブまで設定済みで、Prefabを置けばすぐ使えます。おとり工房さんの、ナチュラル系の部屋を手早く用意できる1点です。

価格帯:無料が約3割に増加

価格帯分布

対象期間にこのテーマで公開された商品の価格帯分布。

価格分布で目立つのは、無料が5件(28%)に増えた こと。1月の無料は10%(3件)だったので、2月は無料配布が一気に厚くなりました。Top 10だけでも、環境光対応の雨システム(4位)、食べられる炊き出し(5位)、CC0の本(8位)、監視カメラ(10位)の4点が無料です。

無料を除くと、¥2,000〜2,999が4件で最も多く、ここに完成ワールド(2位Modern Comfort・7位Midnight Gleam)が集まります。¥5,000超えは0件で、「部品・ギミックは無料〜数百円、完成ワールドは¥2,000〜4,000」という二層構造 は1月から引き続き。中央値¥700という安さは、無料の急増と数百円のギミックが押し下げた結果です。無料 → 有料の二段構成(4位RARA Rain)や、CC0・OSSを前提にした配布(8位CQ_Books、6位House Tranquilityの前提アセット群)も多く、Boothの枠を越えた配布文化がワールドカテゴリでは特に色濃い月でした。

クリエイター視点で見る2月のトレンド

ワールドカテゴリの読者には、すでにワールドを作っている人だけでなく、アバターや衣装・小物を作っていて「ワールドもやってみようかな」と考えている人も多いはず。Top 10と2月全体の数字から、これから作る人に響きそうな指標をまとめておきます。

指標2月の数字
Top 10 の完成ワールド / 置くだけアセット / 触って遊ぶギミック3 / 4 / 3 件
Top 10 で完全無料4件(#4 RARA Rain / #5 炊き出し / #8 CQ_Books / #10 監視カメラ)
連載で1月に続いて新作を出したショップRARAlabo(1月#2足音→2月#4雨)/くるやさん(1月食べ物→2月#5炊き出し+ロシアンたこ焼き)/Mimorie.(1月#10→2月#7)/Toraba Store(1月#9→2月String Light)/ねこやま君(1月→2月Bar B13)
Top 10 の最多スキ2,702(#1 UnyStylus)。1月の最多1,252から増加
過去に1万スキ級のヒットを持つ作家0人(ニッチで競争が浅いことの裏返し)

ワールドクリエイター注目ポイント:

  1. 完成ワールドを作らなくても参入できる — 2月も1位はペン1本、Top 10の半分以上が単体アセットか単機能ギミックで、部屋まるごとの完成ワールドは3点。1個のいいギミック・1個の便利なパーツ で上位に入れる構造は変わりません。アバターや衣装のように「フルセットを最後まで仕上げる」必要がないのが、このカテゴリの入りやすさです。

  2. アバター・衣装クリエイターの隣接スキルがそのまま活きる — パーティクル(RARA Rain)・3D家具モデル(String Light、木と植物のお部屋)・小物(本、監視カメラ)は、改変・小物・テクスチャを作ってきた人の技術の延長線上にあります。新しく覚えるのはUdonくらいで、それも炊き出しや注射器ショットのような "持って・触る"小さなギミックから始められるのが2月の顔ぶれから見えてきます。

  3. 無料・OSS文化が特に厚い月 — 2月は無料が約3割に増え、CC0の本(CQ_Books)、無料版で本体を開放し有料版で演出を売るRARA Rain、前提に無料アセットを多用するHouse Tranquilityと、Boothの「課金」だけでない配布の形が上位に並びました。広く配って自分のパーツを使ってもらう、という動きがワールドカテゴリの上位を一段押し上げています。

  4. 続けて作る人の積み重ねが、そのままランキングに表れる — 1月に取り上げたRARAlabo・くるやさん・Mimorie.・Toraba Storeが、2月も続けて新作を出しています。同じ作り手が月ごとに改善や新作を重ねていく流れが見えるのは、ワールドが 1作ごとの手応えが作り手に返ってきやすく、腰を据えて作品を増やしていける カテゴリだから。スキの規模はこれから伸びていく途中で、だからこそ早くから取り組む人ほど、自分の作風やショップをじっくり育てていける余地が大きい領域です。

まとめ

2026年2月のワールドは、1位がVR内で描いた線を焼き込めるペン、上位に食べ物・飲み物を"触って遊ぶ"ギミックが面で揃い、無料が一気に約3割まで増えた 月でした。完成ワールドは無機質なModern Comfortと暖色のMidnight Gleam、本格派のHouse Tranquilityの3軒が支え、置くだけのスクリーンや本、監視カメラといった部品が並びを埋める——という、1月から続く「完成ワールド/置くだけアセット/Udonギミック」の三層構造はそのままに、無料化と"触れるギミック"がぐっと前に出た並びです。

ワールドは、アバターや衣装のように着せ替えて持ち歩くのではなく、Unityのシーンに置くかUdonで動かすかたちでVRChatに持ち込む、少し経路の違うカテゴリです。でも上位を見れば、パーティクルも家具モデルもギミックも、アバターや小物を作ってきた人の技術と地続き。RARAlaboさんやくるやさん、Mimorie.さんのように1月から続けて新作を重ねる作り手がいて、その積み重ねがランキングにそのまま表れています。今のアバター・衣装制作のスキルを少し横にずらすだけで、ワールド側にもう1つ作品を置ける——腰を据えて作り続けるほど、その手応えが返ってきやすいカテゴリです。2月もそんな広がりを感じる並びでした。

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データについて

  • 集計日: 2026-06-06
  • 集計対象: 2026-02-01 〜 2026-02-28 に公開されたワールド(18件)
  • ランキング基準: 集計時点での like_count(スキ数)降順
  • 掲載条件: VRCFinderのDBには スキ数300以上の商品 のみを収集しているため、集計時点でスキが300に達していない商品はこの集計に含まれていません
  • 注意: 本記事の数値・ランキングは集計日時点のスナップショットです。その後の変動を反映していないため、現在の数値とは異なる場合があります
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