2025年7月にBoothで公開された新作のワールドから、スキを多く集めた10点をデータと一緒に振り返ります。7月は対象が47件と顔ぶれが広く、並びは夏一色。1位に立ったのは、真夏の青空を4種類収めた¥500のスカイボックスでした。完成ワールドも、海風と星空の2階建て「SailingMoon」、黒メノウの接客BARラウンジ「OnyX」、サントリーニ風ヴィラと6点が上位に入り、空・光・小物という「空気を作る素材」3点と、ひねる蛇口UIがその間に割り込む構図です。中央値価格は¥600で、夏の空から縁日の遊びまで、夏支度がそのまま数字に出た月でした。
📊 データについて 集計日: 2026-06-11 / 対象: 2025-07-01〜2025-07-31 に公開されたスキ数300以上のワールド(47件)
- 注目ワールド10選
- 1位:SummerCity サマーシティスカイボックス / つきのすとあ
- 2位:SailingMoon / モサンゴ屋
- 3位:OnyX / same不動産開発
- 4位:Nebula light profiles / Nebula Creations
- 5位:Stellar Nest / Soooma VR Store
- 6位:Fleur Nostalgie -懐かしき花の記憶- / ぜろけん。~第零研究所~
- 7位:サントリーニ風ヴィラワールド / MaLu's Materials
- 8位:夏の風物詩アセット(10点) / のあがみ
- 9位:Curio House -reading books- / PatchRoom
- 10位:Handle-UI / CGshop【KAORUYA】
- 2025年7月の傾向
- まとめ
注目ワールド10選
集計時点(2026年6月)のスキ数で並べたランキング形式で、1点ずつ中身とボリュームを見ていきます。
1位:SummerCity サマーシティスカイボックス / つきのすとあ
真夏の青空と手描きの雲を、まるごと4種類収めたスカイボックス。7月のワールドで最多の2,445スキを集めたのは、完成ワールドではなく¥500の「空」でした。バリエーションは、白いビル群の上に入道雲が浮かぶ「都市」、苔むした屋上が水面から顔を出す「水没都市」、波がきらめく「海」、山並みを鏡のように映す「山湖 」の4種。どれも突き抜けるような夏の青で統一されています。
テクスチャは8192×6144のキューブマップと大判で、球体オブジェクトに貼って内側から見え方を確かめられるサンプルデータも付属。ワールドの印象は空でかなりの部分が決まるので、部屋や家具はそのままでも、空を差し替えるだけでワールドが夏に衣替えできる——いちばん手軽で効果の大きい改装パーツが頂点に立った、7月らしい結果です。
2位:SailingMoon / モサンゴ屋
海風と星空をテーマにした、2階建てのホームワールド。「Moonシリーズ」の第1弾として公開された一軒で、¥1,000。吹き抜けのリビングに青いキャビネットのキッチン、2階の寝室と暮らしの間取りがひととおり揃い、窓の外には海が広がります。夜バージョンのテラスが特に幻想的で、星空の下に大きな桜の木とブランコ、足元には青い光のラインが走ります。
仕掛けも凝っていて、1階の「Click Here to Basement」と書かれた額縁をクリックすると、横の壁が下がって地下室への道が現れる隠しギミック付き。昼と夜のセットアップ済みシーンが2バージョン同梱され、全体はやや暗めの落ち着いた光に調整されています(PointLightを強めて明るくする調整方法も案内されています)。公開後も更新が続き、ライトベイク時間の短縮やドアギミックの同期対応が重ねられている1点です。
3位:OnyX / same不動産開発
黒メノウをモチーフにした、接客・BARイベントのための会場ワールド。¥5,000は今回の集計で唯一の¥5,000台ですが、中身は「箱を買えばイベントが開ける」フルセットです。VRChatにはキャストが接客するBARやラウンジのイベント文化があり、会場には見た目だけでなく運営の仕組みが要ります。OnyXはそこを最初から全部入りにした造りで、エントランスのジョイン通知音、レセプションの動画プレイヤー、メインフロアの完全遮音の半個室、切り替え式アバターライト、お知らせ用ベル、そしてパスコード式ドアとジョインログを備えたスタッフルームまで、間取りと機能が営業の動線で設計されています。
オブジェクトはすべてフルスクラッチでライ トベイク済み、PC 100MB・Quest 63MBの両対応。キャストのお披露目に使えるショールームもあり、シャンデリアの光が降り注ぐ黒×金のメインフロアは没入感も十分。イベントを開きたい人の立ち上げハードルをまとめて下げる1点です。
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4位:Nebula light profiles / Nebula Creations
Unity標準のライトを、置くだけで"質感のある光"に変える70種のライトプロファイル集。無料で、内容が全く同じ支援版(¥300)も並びます。ふつうUnityのポイントライトをそのまま置くと、均一でのっぺりした光になりがちです。このアセットのライトには、照明の前に型紙を挟んだときのように光へ模様や濃淡をつける設定(Unityでいう「cookie」)があらかじめ仕込まれていて、天井から放射状に広がる光や、映画館のような赤みの落ち着いた光まで、レンズ越しのような表情を最初から持っています。
使い方は、リアルタイムライトならPrefabをシーンに置くだけ、ベイク用なら置いてベイクするだけ。全70種が番号付きのカタログ画像と対応していて、ライトベイク済みのサンプルシーンと照らし合わせながら選べます。BRP環境向けで、リアルタイム・ベイク両対応。ライティングはワールドの完成度を最後に分ける工程だけに、無料で持てるこの引き出しの多さは心強い1点です。
5位:Stellar Nest / Soooma VR Store
流れるような曲線とオレンジ×青の光に包まれた、多機能なホームワールド。¥3,000。直線の少ない建築に暖色の間接光が回り、天井に星のパーティクルが散る、巣ごもり感のある空間です。
このワールドの個性は、住む人が触れる「設定」の厚みにあります。ジョインログ、HQ・LQ・白黒の3種ミラー、ナイトモード、フォトフレーム、時計、ポストプロセス調整スイッチ(3種類)、コライダー・sit判定・ダストの各ON/OFF、さらにビリヤードのON/OFFや飛行機アニメーションまで、機能の一覧だけで壁一枚が埋まるほど揃っています。中でも面白いのが部屋全体の色味をオレンジ・ブルー・ピンクから選べるカラーグレーディング切り替えで、同じ部屋を3つの気分で使い分けられます。設定メニューは日本語・英語・韓国語対応。これだけ積んで軽量設計・PC/Quest両対応というバランスの良さが、支持を集めた理由に見えます。
6位:Fleur Nostalgie -懐かしき花の記憶- / ぜろけん。~第零研究所~
部屋を埋め尽くすドライフラワーと、金色の斜光に包まれる撮影向けの一室。¥700。床は茂る草に覆われ、天井からは色とりどりのドライフラワーが垂れ、窓から差し込む光の筋に細かなチリが舞う——という、「懐かしき花の記憶」のサブタイトルそのままの空間です。
移動範囲は約10.8×9.15mの小規模ワールドで、容量はPC 41MB・Quest 32MBと軽め。窓の光もチリのエフェク トもコライダーも設定済みで、買ってすぐアップロードできます。記念撮影や静かな会話の場所として作られた一室なので、アバターや衣装の写真を撮る人にとっては、立たせるだけで絵になる背景。この密度の装飾をQuest対応まで整えて¥700という価格も、手に取りやすいポイントです。
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7位:サントリーニ風ヴィラワールド / MaLu's Materials
白い漆喰壁とドーム屋根、プールにブーゲンビリア——サントリーニ島の崖の上を切り取ったようなヴィラワールド。¥3,000で、昼と夜の2シーンが同梱されています。昼は突き抜ける地中海の青、夜は白壁にランタンの暖色が灯る、時間帯で別の表情を持つ造りです。
特徴は色替えの自由度で、窓・ドア・内外壁・クッション・カウチの布・ブーゲンビリアの花・ドーム屋根・キッチン扉までカラーパレットから変更可能。デフォルトの青×白から、自分のリゾートに塗り替えられます。海とプール水面のシェーダーやキャンドル炎のシェーダー、Udonのドア開閉ギミックも同梱。公開直後から明るさ調整・コライダー修正・海原の追加と短い間隔で更新が重ねられていて、読み込み容量は約47〜49MBに収まっています。
8位:夏の風物詩アセット(10点) / のあがみ
扇風機・風鈴・蚊遣り豚・蚊取り線香・すいか(丸とカット)・ラムネ瓶・うちわ3種——日本の夏の道具を10点まとめたアセット集。¥600。「祭」の文字が入った藍色のうちわ、ビー玉の入ったラムネ瓶、しま模様のすいかと、どれも実物の記憶に寄せた質感で、縁側やカフェ、夏祭りワールドに置くだけで日本の夏の空気が出ます。
全点のポリゴン数が商品ページに明記されている(扇風機△26,642、風鈴△3,620など)のも、ワールドの容量と相談しながら置く人にやさしい造り。UnityPackageに加えてFBXとテクスチャが別添されていて、Unity以外のゲーム・映像制作にも使える汎用性があります。アニメーションは付属しない、純粋な3Dモデル集です。
9位:Curio House -reading books- / PatchRoom
床から天井まで本がぎっしり並ぶ、5部屋構成の読書ワールド。¥4,000。「趣味に囲まれて過ごす」をコンセプトにしたシリーズ「Curio House」の読書編で、窓の外には雪景色、室内はシャンデリアからテーブルランプ、ろうそくまで暖色の灯りが重なる、こもって読みふけるための家です。
数字として目を引くのが、250種類以上の本アセットの同梱。本棚に並べる用のLowポリ版と単体で置く用のHighポリ版の2パターンがすべてPrefab化されていて、このワールドを使わない人にも「書斎・図書館づくりの素材集」として機能します。PC/Quest対応で容量約93MB。
PatchRoomさんは同じ7月に、インテリア統一シリーズ「The House」のインダストリアル編も公開しています。波板金属の天井に黒いスチール柱、レンガ壁とロフトを組み合わせた、工場を居抜きしたような隠れ家の一軒。趣味で攻める「Curio House」と内装で攻める「The House」、2つのシリーズを並走させる出し方が印象的な作り手です。
10位:Handle-UI / CGshop【KAORUYA】
蛇口のハンドルから着想を得た、「ひねる」VR専用UI。無料です。ふつうVRChatのワールドで音量や照明を調整するというと、直線のスライダーUIをレーザーでなぞる操作になりがちで、細かい合わせ込みが意外と難しい。Handle-UIはそこを、現実で誰もが知っている「蛇口をひねる」動きに置き換えました。連続的に変わる値を手首の回転でじわっと合わせられる、VRコントローラーと相性のいい操作系です。
近づくと3Dのハンドルが現れ、離れると2Dのアイコン表示に切り替わる、空間に馴染ませるための工夫も入っています。音量用とライト用のサンプル2種が同梱されていて、テストワールドで触り心地を試せます。Top 10で唯一のUdonギミック枠で、しかも無料。「操作する道具」そのものをデザインするという、ワールドならではの発想が光る1点です。
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2025年7月の傾向
集計ベースの数字と、分析軸ごとのランキングで7月のワールド全体を見ていきます。最多スキは1位 SummerCity の2,445。対象47件の中に、夏の空・リゾート・縁日と季節ものが各層に行き渡った月でした。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| 対象件数 | 47 件 |
| 平均スキ数 | 657 |
| 中央値スキ数 | 518 |
| 平均価格 | ¥1,133 |
| 中央値価格 | ¥600 |
| 無料商品の割合 | 約19%(9 / 47件) |
| ¥1,000未満の割合 | 約66%(31 / 47件) |
| 「撮影向け」タグの登場 | 31 / 47件 |
| Top 10 の 完成ワールド / 素材・置くだけ / Udonギミック | 6 / 3 / 1 |
特徴・ギミック:「遊べる仕組み」が層を作る
特徴・機能 TOP10
商品の特徴や機能・ギミック種別の分布。
機能タグはワールドギミック18・Udon14と「動く仕組み」が上位を占め、同期対応も6件。ひとりで眺める仕掛けより、フレンドと一緒に遊ぶための仕組みが目立つ月です。Top 10でこの枠を担ったのは第10位のHandle-UIでしたが、ランキングの少し外には対戦・ミニゲーム系がしっかり並んでいます。
二人で卓を囲む和の対戦ものとして目を引いたのがこちら。
FURRY Luna_koさんの「花札·HANAFUDA」は、二人用「こいこい」モードに対応した花札ゲーム装置です。山札をクリックして引く・スタートで場に展開・リスタートで全回収といった進行が同期処理済みで、カードが卓に当たる速度に連動して音が鳴る物 理演算まで作り込まれています。¥500で、和風ワールドに「対局」をひとつ置けます。
夏祭りの屋台をそのまま持ち込むなら、こちらの縁日ギミック。
くるやさんの「スーパーボールすくいセット」は、ポイでパステルカラーのスーパーボール23個をすくってバケツに集める、完全同期対応の縁日遊びです。すくいすぎるとポイが破ける確率(既定0.7、インスペクターから調整可)まで再現されていて、成功と失敗のドキドキごと持ち込めます。¥200。見た目のかわいさが主役でギミックはおまけ、という肩の力の抜けた案内も含めて、夏イベントのにぎやかしが一式揃う1点です。
キーワード:3件に2件が「撮影向け」
キーワード頻度 TOP20
VRCFinderが独自に付与したキーワードの集計。テイストや特徴の傾向が見えます。
キーワード集計の首位は 「撮影向け」で47件中31件。およそ3件に2件の割合で、ワールドが「アバターや衣装を撮る背景」として 探されている構図がはっきり出ています。続くのはホームワールド18・インテリア15、そしてソファ・テーブル・椅子(各10件)、観葉植物9、ペンダントライト6、寝室6と具体的な家具の名前の列で、住む部屋としての作り込みの厚さも見て取れます。その同じ高さに「無料」9件、「和風」6件、「カフェ」6件が顔を出すあたりに、縁日や店づくりといった7月らしい遊びの幅が見えます。
テイスト:リゾートの夏と、縁日の夏
テイスト傾向 TOP10
このテーマで人気だったテイストの分布。
テイストはナチュラルが12件で首位、シンプル7・モダン7と、落ち着いた居室の言葉が続きます。その下が7月らしい並びで、和風6・ゆめかわいい5・リアル5・リゾート5。同じ「夏」を、海外リゾートの方向と日本の縁日の方向、2方向から取りにいく作品が同じ月に揃いました。
リゾート側で目を引いたのがこちらの1点。
どんぐりのお店さ んの「Poolside Bar」は、夕焼けの海とプールがひと続きにつながる、大人のリゾートバーの完成ワールドです。パラソルとサンベッドのプールサイドに、アーチ型のボトル棚を備えた屋内バー、ドライフラワーと電球を吊ったパーゴラ席が連なります。ライトベイク済みで¥3,000。skyboxを差し替えて昼の青空で使う例も商品画像で案内されていて、夕景でも昼景でも「夏の海辺」を開けます。
和風・レトロ側では、無料のこちらが存在感を見せました。
Oji 3DWorksさんの「昭和風の和室①」は、畳・障子・襖と格子の天井を、あえて暗めのライティングでまとめた無料のワールドアセットです。明るい和モダンではなく、夕暮れの古い日本家屋のような薄暗さが持ち味で、ノスタルジックな撮影にも、ホラー寄りの演出にも振れる一室になっています。
価格帯:¥500〜999が最多、無料が約2割
価格帯分布
対象期間にこのテーマで公開された商品の価格帯分布。
価格は¥500〜999が15件で最多、¥1,000未満で全体の約66%を占めました。中央値は¥600。第1位 SummerCity(¥500)、第6位 Fleur Nostalgie(¥700)、第8位 夏の風物詩(¥600)と、上位もこの帯が支えています。その上に、第5位 Stellar Nest・第7位 サントリーニ風ヴィラ(各¥3,000)、第9位 Curio House(¥4,000)といった完成ワールドの層が¥2,000〜4,999に12件。¥5,000台は第3位 OnyXの1件だけで、「素材・ギミックは数百円、完成ワールドは数千円」という二層構造がきれいに出ています。
無料は9件・約19%。第4位 Nebula light profilesの「無料版と支援版(¥300)は同内容」という出し方をはじめ、まず触ってもらってから支援を受け取る設計が目立ちます。中にはMITライセンスで公開して、別アセットへの組み込みまで開放する配り方もあり、部品が部品を支える循環がこのカテゴリらしいところです。
¥500の手応えとして面白かったのがこちら。
Toraba Storeさんの「Plant Cycle ×96」は、観葉植物の3Dモデル96個をまとめたセットです。ただ数が多いのではなく、6種類の植物それぞれに発芽から枯れるまでの状態が各15パターンほど刻まれていて、マテリアルも4段階。「時間の経過」ごと植物を売るという切り口で、暮らしの気配のある部屋から廃墟の演出まで、置く一鉢に物語を持たせられます。
クリエイター視点で見る7月のトレンド
ワールドカテゴリの読者には、すでにワールドを作っている人だけでなく、アバターや衣装・小物を作っていて「ワールドもやってみようかな」と考えている人も多いはず。Top 10と7月全体の数字から、これから作る人に響きそうな指標をまとめておきます。
| 指標 | 7月の数字 |
|---|---|
| Top 10 の 完成ワールド / 素材・置くだけ / Udonギミック | 6 / 3 / 1 |
| Top 10 で完全無料 | 2件(#4 Nebula light profiles・#10 Handle-UI) |
| 同月に複数の作品を出したクリエイター | PatchRoom(Curio House / The House)、くるやさん(縁日ギミック / 夏小物) |
| Top 10 の最多スキ | 2,445(#1 SummerCity) |
| 過去に1万スキ級のヒットを持つ作家 | 0人 |
ワールドクリエイター注目ポイント:
-
¥500の「空」が月間1位を取った — 完成ワールドを建てなくても、空(スカイボックス)・光(ライトプロファイル)・小物(夏の風物詩)といった空気を作る素材1点で上位に届くのがこのカテゴリです。7月はTop 10のうち3点が素材系で、頂点のSummerCityは文字どおり空だけの商品。ワールドの印象を決める要素をひとつ選んで磨き込む、という入り方が通用します。
-
夏は「リゾート」と「縁日」の2方向から取れる — サ ントリーニ風ヴィラやPoolside Barの海外リゾート軸と、夏の風物詩・花札・スーパーボールすくいの日本の夏軸が、同じ月に並び立ちました。季節モチーフはどちらの世界観でも需要があるので、自分の作風に合う側から夏物を仕込めます。
-
「一緒に遊ぶ仕組み」が選ばれている — 機能タグはワールドギミック18・Udon14、同期対応も6件。二人で囲む花札、すくって集めるスーパーボールと、フレンドと「やること」をひとつ作る部品が支持を集めました。大きな空間を仕上げるより先に、小さな遊びをひとつ完成させる、という参入口があります。
-
「会場」という確かな需要がある — 7月の集計で唯一の¥5,000台だったOnyXが3位に入りました。接客・BARイベントの会場は、内装の美しさに加えて遮音・ジョインログ・パスコード式スタッフルームのような運営機能そのものが商品価値になります。Udonで仕組みを組める人には、装飾の腕とは別の戦い方が開けています。
まとめ
2025年7月のワールドは、夏をどう持ち込むかの引き出しがそろった月でした。頂点に立ったのは真夏の青空を4種類束ねた¥500のスカイボックス。その下に、海風と星空のSailingMoon、黒メノウのOnyX、曲線のStellar Nest、ドライフラワーのFleur Nostalgie、地中海のヴィラ、雪景色の読書室と、性格の違う完成ワールドが6点並び、間を埋めたのは70種のライトプロファイル、夏の風物詩10点、ひねる蛇口UIという「空気と操作を作る部品」でした。
ワールドは、空1枚、光1種、風鈴1個からでも作品として成立するカテゴリです。PatchRoomさんが2つのシリーズを並走させ、無料版と支援版を並べる出し方の工夫があり、縁日の屋台をそのままVRに引き込む人がいる——1作ごとの積み重ねが、そのままランキングに表れていました。アバターや小物を作ってきた人なら、その技術はもう地続きです。自分の作品を映す空や一部屋を仕立てるところから、ワールドづくりに手を伸ばしてみてください。
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データについて
- 集計日: 2026-06-11
- 集計対象: 2025-07-01 〜 2025-07-31 に公開されたワールド(47件)
- ランキング基準: 集計時点での
like_count(スキ数)降順 - 掲載条件: VRCFinderのDBには スキ数300以上の商品 のみを収集しているため、集計時点でスキが300に達していない商品はこの集計に含まれていません
- 注意: 本記事の数値・ランキングは集計日時点のスナップショットです。その後の変動を反映していないため、現在の数値とは異なる場合があります







