2025年7月にBoothで公開された新作のワールドから、スキを多く集めた10点をデータと一緒に振り返ります。この月に目立ったのは、1つの素材にどれだけの種類を詰め込むかで勝負した作品 が上位に並んだことでした。
首位に立ったのは、手描きの雲で夏の空を描いた4種類のスカイボックス(2,707スキ)。まずはこの1点から、中身とボリュームを見ていきます。
📊 データについて 集計日: 2026-07-25 / 対象: 2025-07-01〜2025-07-31 にBoothで公開されたスキ数300以上のワールド(49件)
- 注目ワールド10選
- 1位:SummerCity スカイボックス / つきのすとあ
- 2位:SailingMoon / モサンゴ屋
- 3位:OnyX / same不動産開発
- 4位:Nebula light profiles / Nebula Creations
- 5位:Stellar Nest / Soooma VR Store
- 6位:Fleur Nostalgie / ぜろけん。~第零研究所~
- 7位:サントリーニ風ヴィラワールド / MaLu's Materials
- 8位:夏の風物詩アセット(10点)/ のあがみ
- 9位:Curio House -reading books- / PatchRoom
- 10位:Plant Cycle ×96 / Toraba Store
- 2025年7月の傾向
- まとめ
注目ワールド10選
集計時点(2026年7月)のスキ数で並べたランキング形式で、1点ずつ中身とボリュームを見ていきます。
1位:SummerCity サマーシティスカイボックス / つきのすとあ
真夏の青空と手描きの雲を、まるごと4種類収めたスカイボックス。7月のワールドで最多の2,707スキを集めたのは、完成ワールドではなく¥500の「空」でした。バリエーションは、白いビル群の上に入道雲が浮かぶ「都市」、苔むした屋上が水面から顔を出す「水没都市」、波がきらめく「海」、山並みを鏡のように映す「山湖」の4種。どれも突き抜けるような夏の青で統一されています。
テクスチャは8192×6144のキューブマップと大判で、球体オブジェクトに貼って内側から見え方を確かめられるサンプルデータも付属。ワールドの印象は空でかなりの部分が決まるので、部屋や家具はそのままでも、空を差し替えるだけでワールドが夏に衣替えできる ——いちばん手軽で効果の大きい改装パーツが頂点に立った、7月らしい結果です。
2位:SailingMoon / モサンゴ屋
海風と星空をテーマにした、2階建てのホームワールド。2位(1,920スキ)、¥1,000。「Moonシリーズ」と名付けられたラインの一軒で、吹き抜けのリビングに青いキャビネットのキッチン、2階の寝室と暮らしの間取りがひととおり揃い、窓の外には海が広がります。夜バージョンのテラスが特に幻想的で、星空の下に大きな桜の木とブランコ、足元には青い光のラインが走ります。
仕掛けも凝っていて、1階の「Click Here to Basement」と書かれた額縁をクリックすると、横の壁が下がって地下室への道が現れる 隠しギミック付き。昼と夜のセットアップ済みシーンが2バージョン同梱され、全体はやや暗めの落ち着いた光に調整されています(PointLightを強めて明るくする調整方法も案内されています)。公開後も更新が続き、ライトベイク時間の短縮やドアギミックの同期対応が重ねられている1点です。
3位:OnyX / same不動産開発
黒メノウをモチーフにした、接客・BARイベントのための会場ワールド。3位(1,496スキ)。¥5,000は今回の集計で唯一の¥5,000台ですが、中身は「箱を買えばイベントが開ける」フルセットです。VRChatにはキャストが接客するBARやラウンジのイベント文化があり、会場には見た目だけでなく運営の仕組みが要ります。OnyXはそこを最初から全部入りにした造りで、エントランスのジョイン通知音、レセプションの動画プレイヤー、メインフロアの 完全遮音の半個室、切り替え式アバターライト、お知らせ用ベル、そして パスコード式ドアとジョインログを備えたスタッフルーム まで、間取りと機能が営業の動線で設計 されています。
オブジェクトはすべてフルスクラッチでライトベイク済み、PC 100MB・Quest 63MBの両対応。キャストのお披露目に使えるショールームもあり、シャンデリアの光が降り注ぐ黒×金のメインフロアは没入感も十分。イベントを開きたい人の立ち上げハードルをまとめて下げる1点です。
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4位:Nebula light profiles / Nebula Creations
Unity標準のライトを、置くだけで「質感のある光」に変える70種のライトプロファイル集。4位(1,465スキ)。無料で、内容が全く同じ支援版(¥300)も並びます。ふつうUnityのポイントライトをそのまま置くと、均一でのっぺりした光になりがちです。このアセットのライトには、照明の前に型紙を挟んだときのように 光へ模様や濃淡をつける設定(Unityでいう「cookie」)があらかじめ仕込まれていて、天井から放射状に広がる光や、映画館のような赤みの落ち着いた光まで、レンズ越しのような表情を最初から持っています。
使い方は、リアルタイムライトならPrefabをシーンに置くだけ、ベイク用なら置いてベイクするだけ。全70種が番号付きのカタログ画像と対応 していて、ライトベイク済みのサンプルシーンと照らし合わせながら選べます。BRP環境向けで、リアルタイム・ベイク両対応。ライティングはワールドの完成度を最後に分ける工程だけに、無料で持てるこの引き出しの多さは心強い1点です。
5位:Stellar Nest / Soooma VR Store
流れるような曲線とオレンジ×青の光に包まれた、多機能なホームワールド。5位(1,246スキ)、¥3,000。直線の少ない建築に暖色の間接光が回り、天井に星のパーティクルが散る、巣ごもり感のある空間です。
このワールドの個性は、住む人が触れる「設定」の厚みにあります。ジョインログ、HQ・LQ・白黒の3種ミラー、ナイトモード、フォトフレーム、時計、ポストプロセス調整スイッチ(3種類)、コライダー・sit判定・ダストの各ON/OFF、さらにビリヤードのON/OFFや飛行機アニメ ーションまで、機能の一覧だけで壁一枚が埋まるほど揃っています。中でも面白いのが 部屋全体の色味をオレンジ・ブルー・ピンクから選べるカラーグレーディング切り替え で、同じ部屋を3つの気分で使い分けられます。設定メニューは日本語・英語・韓国語対応。これだけ積んで軽量設計・PC/Quest両対応というバランスの良さが、支持を集めた理由に見えます。
6位:Fleur Nostalgie / ぜろけん。~第零研究所~
部屋を埋め尽くすドライフラワーと、金色の斜光に包まれる撮影向けの一室。6位(1,199スキ)、¥700。床は茂る草に覆われ、天井からは色とりどりのドライフラワーが垂れ、窓から差し込む光の筋に細かなチリが舞う——という、「懐かしき花の記憶」のサブタイトルそのままの空間です。
移動範囲は約10.8×9.15mの小規模ワールドで、容量はPC 41MB・Quest 32MBと軽め。窓の光もチリのエフェクトもコライダーも設定済みで、買ってすぐアップロードできます。記念撮影や静かな会話の場所として作られた一室なので、アバターや衣装の写真を撮る人にとっては、立たせるだけで絵になる背景。この密度の装飾をQuest対応まで整えて¥700に収めているのも、選ぶ理由になります。
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7位:サントリーニ風ヴィラワールド / MaLu's Materials
白い漆喰壁とドーム屋根、プールにブーゲンビリア——サントリーニ島の崖の上を切り取ったようなヴィラワールド。7位(1,158スキ)、¥3,000で、昼と夜の2シーンが同梱されています。昼は突き抜ける地中海の青、夜は白壁にランタンの暖色が灯る、時間帯で別の表情を持つ造りです。
特徴は色替えの自由度で、窓・ドア・内外壁・クッション・カウチの布・ブーゲンビリアの花・ドーム屋根・キッチン扉までカラーパレットから変更可能。デフォルトの青×白から、自分のリゾートに塗り替えられます。海とプール水面のシェーダーやキャンドル炎のシェーダー、Udonのドア開閉ギミックも同梱。公開直後から明るさ調整・コライダー修正・海原の追加と短い間隔で更新が重ねられていて、読み込み容量は約47〜49MBに収まっています。
8位:夏の風物詩アセット(10点)/ のあがみ
扇風機・風鈴・蚊遣り豚・蚊取り線香・すいか(丸とカット)・ラムネ瓶・うちわ3種——日本の夏の道具を10点まとめたアセット集。8位(1,023スキ)、¥600。「祭」の文字が入った藍色のうちわ、ビー玉の入ったラムネ瓶、しま模様のすいかと、どれも実物の記憶に寄せた質感で、縁側やカフェ、夏祭りワールドに置くだけで日本の夏の空気が出ます。
全点のポリゴン数が商品ページに明記されている(扇風機△26,642、風鈴△3,620など)のも、ワールドの容量と相談しながら置く人にやさしい造り。UnityPackageに加えてFBXとテクスチャが別添されていて、Unity以外のゲーム・映像制作にも使える汎用性があります。アニメーションは付属しない、純粋な3Dモデル集です。
9位:Curio House -reading books- / PatchRoom
床から天井まで本がぎっしり並ぶ、5部屋構成の読書ワールド。9位(864スキ)、¥4,000。「趣味に囲まれて過ごす」をコンセプトにしたシリーズ「Curio House」の読書編で、窓の外には雪景色、室内はシャンデリアからテーブルランプ、ろうそくまで暖色の灯りが重なる、こもって読みふけるための家です。
数字として目を引くのが、250種類以上の本アセットの同梱。本棚に並べる用のLowポリ版と単体で置く用のHighポリ版の2パターンがすべてPrefab化されていて、このワールドを使わない人にも「書斎・図書館づくりの素材集」として機能します。PC/Quest対応で容量約93MB。
PatchRoomさんは同じ7月に、インテリア統一シリーズ「The House」のインダストリアル編も公開しています。波板金属の天井に 黒いスチール柱、レンガ壁とロフトを組み合わせた、工場を居抜きしたような隠れ家の一軒。趣味で攻める「Curio House」と内装で攻める「The House」、2つのシリーズを並走させる出し方 が印象的な作り手です。
10位:Plant Cycle ×96 / Toraba Store
発芽から枯れるまでを段階ごとに収めた、観葉植物96個のセット。10位(844スキ)、¥500。6種類の植物について、芽を出したところから枯れ果てるまでを各15段 階ほど用意 し、合わせて96個になります。同じ植物でも、元気に茂っている状態と、葉が落ちかけた状態を置き分けられるということです。
マテリアルも4段階が用意され、lilToonの色調補正で枯れた状態まで段階的に表現されています。植物と鉢は別々に分けられていて、鉢には木製のマテリアルも入っているので手動で差し替え可能。ポリゴンは各△10,000以下、テクスチャは各1K2枚と軽量です。
住人が世話をしている部屋なのか、長く放置された部屋なのか——植物の状態ひとつで、その空間に流れた時間を語れます。この作り手は翌月にも蔦を緑から枯れまで4段階で収録した壁素材を出していて、「段階を全部入れる」という発想が一貫しています。
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2025年7月の傾向
ランキングだけでなく、2025年7月にBoothで公開された49点のワールド全体から見えてくる傾向を、データで見ていきます。Top 10 の内訳は、そのままアップロードできる完成ワールドが6点、置くだけの素材が4点でした。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| 対象件数 | 49 件 |
| 平均スキ数 | 685 |
| 中央値スキ数 | 531 |
| 中央値価格 | ¥600 |
| 無料商品の割合 | 18%(9 / 49件) |
| 「撮影向け」タグの登場 | 32 / 49件 |
| ¥2,000以上の商品 | 13 件 |
| Top 10 の 完成ワールド / 素材・置くだけ | 6 / 4 |
平均スキ数685に対して中央値は531。ワールドはスキ数の上限が他カテゴリの10分の1ほど で、首位でも2,707スキです。そのぶん、上位と中位の差が小さく、1点ずつの積み上げが順位に直結します。
特徴・ギミック:ワールドギミックとUdonが二本柱
特徴・機能 TOP10
商品の特徴や機能・ギミック種別の分布。
機能タグはワールドギミック19・Udon15が二本柱で、Quest対応6・ピックアップ可能6・ミラー6と続きます。「動く・反応する仕組み」を持つ商品が全体の3分の1以上 を占める計算です。
その仕組み側から、無料の1点がこちら。
CGshop【KAORUYA】さんの「Handle-UI」は、取っ手やハンドルの形をした操作パネル です。スイッチを押す代わりに、蛇口をひねる、レバーを引くといった動作でワールドのギミックを操作できるようにするもので、操作そのものを演出として見せられます。無料で配布されています。
Udonの側では、遊べる盤面を作る1点も登場しました。
FURRY Luna_koさんの「花札·HANAFUDA」は、Udonで動く花札のワールドギミックです。札を配って場に出す一連の流れが実装されていて、ワールドに置くだけで来た人と遊べる卓 ができます。¥500。
ピックアップ可能の側から は、手に取れる小物を。
くるやさんの「しゅわしゅわ☆金魚鉢ソーダ」は、金魚鉢の形をしたグラスに金魚が泳ぐ ドリンクのモデルです。ピンクと水色の2種があり、クリームの上には猫の形をしたクッキーが乗ります。手に取って持てるように設定されていて、夏のワールドのテーブルにそのまま置けます。¥100。
ミラーの側では、夕暮れの水辺を切り取った1点も。
どんぐりのお店さんの「Poolside Bar」は、水平線とプールがつながって見える 夕暮れのリゾートワールドです。ヤシの木の影、デッキチェア、パラソルが並び、空の色がそのまま水面に落ちます。 ミラーを備えているので、この景色のなかでアバターを確かめながら撮影できます。¥3,000。
キーワード:撮影向けと、部屋に置く家具の名前
キーワード頻度 TOP20
VRCFinderが独自に付与したキーワードの集計。テイストや特徴の傾向が見えます。
キーワード集計の首位は 「撮影向け」で49件中32件。3件に2件が撮る目的と結び付けられています。続くのはホームワールド18・インテリア15・ワールドギミック12で、そこからソファ10・テーブル10・椅子10と、部屋に置く家具の名前 が並びます。
家具の側から、無料の1点を。
nanohaさんの「RoomN」は、ワールド向けの3Dモデルです。シンプルな造形でまとめられていて、部屋を組み立てるときの土台として使えます。無料で配布されていて、まず何か置いてみる ための入口になる1点です。
テイスト:ナチュラルが首位、シンプルとモダンが続く
テイスト傾向 TOP10
このテーマで人気だったテイストの分布。
テイストはナチュラル12が首位で、シンプル8・モダン8・和風6・ゆめかわいい5と続きます。木や植物の質感でまとめた空間が中心 にあり、その周りにシンプルとモダンが並ぶ構図です。
首位のナチュラル軸から、緑をまとめて置ける1点を。
La Filleさんの「Tropical Green Set」は、ヤシの木やシダなど 熱帯の植物をまとめた無料のセット です。背の高い木から足元の茂みまで揃っているので、地面に並べるだけで南国の景色が立ち上がります。2,000フォロワーへの感謝として配布されました。
和風の側から、無料の1点がこちら。
Oji 3DWorksさんの「昭和風の和室 ①」は、畳の居間に障子や襖を配した無料のワールドです。暗めのライティングでまとめられていて、ノスタルジックな撮影にも、薄暗い演出にも振れます。この作者は翌月に台所を備えた「②」を公開していて、同じテーマを重ねて広げていく 動きが見えます。
ゆめかわいい寄りでは、こちらも無料で公開されました。
プリメロ工房さんの「魔嬢の部屋」は、魔女の私室をテーマにした無料のワールドです。装飾の密度が高く、部屋そのものが世界観を語る作りになっています。
価格帯:¥500〜999が16件、¥2,000以上も13件
価格帯分布
対象期間にこのテーマで公開された商品の価格帯分布。
価格分布は無料9・¥1〜499が8・¥500〜999が16・¥1,000〜1,999が3・¥2,000〜2,999が6・¥3,000〜4,999が6・¥5,000以上が1。¥500〜999が最も厚い16件で、中央値は¥600。その一方で¥2,000以上も13件あり、素材とギミックが数百円、完成ワールドが数千円 という二層構造がはっきり出ています。
無料の9件から、ワールドの遊びを作る1点を。
鮪技研さんの「ootr式チェス盤」は、無料で配布されているチェス盤です。ワールドに置けば、訪れた人と一局指せます。遊ぶ場所を作る道具が無料で流通している のも、このカテゴリらしいところです。
クリエイター視点で見る7月のトレンド
ワールドカテゴリの読者には、すでにワールドを作っている人だけでなく、アバターや衣装・小物を作っていて「ワールドもやってみようかな」と考えている人も多いはず。Top 10と7月全体の数字から、これから作る人に響きそうな指標をまとめておきます。
| 指標 | 2025年7月 |
|---|---|
| 対象件数 | 49 件 |
| 中央値価格 | ¥600 |
| 中央値スキ数 | 531 |
| Top 10 の 完成ワールド / 素材・置くだけ | 6 / 4 |
| Top 10 の最高価格 | ¥5,000(#3 OnyX) |
| Top 10 の最多スキ | 2,707(#1 スカイボックス) |
| 「撮影向け」タグの登場 | 32 / 49件 |
ワールドクリエイター注目ポイント:
-
完成ワールドを作らなくても首位は取れる — 1位は¥500のスカイボックス、4位は無料のライト集、8位は夏の小物10点、10位は植物96個。空を1枚、光を1つ、小物をひとまとめ ——部屋をまるごと建てなくても上位に届きます。空や光は面積が大きいぶん、1点でワールド全体の印象を変えられるのも効いています。
-
「何種類入っているか」が価値の測り方になる — ライト70種、本250種以上、植物96個、夏の小物10点。単体のクオリティだけでなく、収録数がそのまま説得力 になっています。しかも10位の植物は、6種類を発芽から枯れるまで15段階ずつという分け方でした。同じモチーフでも、状態の幅を作れば数は増やせます。
-
場を「運営する」ための設計が高価格帯にある — 3位のOnyXは¥5,000で、完全遮音の半個室、ショールーム、スタッフルーム、パスコード式ドア、ジョインログを備えています。空間を売るのではなく、イベントを開く準備一式を売る ——ワールドの価格が数千円に届くのは、こうした運営まで面倒を見た作品です。
-
撮影向けが3件に2件、需要の中心はそこにある — 49件中32件が撮影と結び付いています。アバターや衣装を作る人ほど、それを映す背景を必要としている——作り手と使い手が同じ層で重なる のがワールドの面白いところで、自分の作品を一番きれいに見せる一室を作る、という動機がそのまま需要になります。
まとめ
2025年7月のワールドは、1つの素材にどれだけの種類を詰め込めるかで勝負した作品が上位を占めた 月でした。首位は空を4種類収めた¥500のスカイボックス。その後ろにライト70種、本250種以上、植物96個と、収録数で押す作品が並びます。とくに10位の植物は、6種類を発芽から枯れるまで15段階ずつという分け方で96個に達していて、同じモチーフでも状態の幅を作れば価値になる ことを示していました。
完成ワールドの側では、隠し扉から地下室へ降りるホームワールド、ドライフラワーで埋めた一室、地中海風のヴィラ、5部屋の読書の家と、性格の違う6点が並びました。そのなかで最高価格の¥5,000を付けたのは、完全遮音の半個室とスタッフルームを備えた接客イベント専用のラウンジです。空を1枚から、店を開く準備一式まで——ワールドは、どの粒度で切り出しても作品になるカテゴリ だということが、この月の並びからよく見えてきます。
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2025年7月のほかのカテゴリ
2025年7月にBoothで公開された新作は、カテゴリ別に月次レポートとしてまとめています。
- 【2025年7月】VRChat人気「アバター」ランキングTOP10|Booth傾向分析
- 【2025年7月】VRChat人気「衣装」ランキングTOP10|Booth傾向分析
- 【2025年7月】VRChat人気「髪型」ランキングTOP10|Booth傾向分析
- 【2025年7月】VRChat人気「アクセサリー」ランキングTOP10|Booth傾向分析
- 【2025年7月】VRChat人気「小道具」ランキングTOP10|Booth傾向分析
- 【2025年7月】VRChat人気「ギミック・ツール」ランキングTOP10|Booth傾向分析
データについて
- 集計日: 2026-07-25(初出公開時の集計日: 2026-06-11)
- 集計対象: 2025-07-01 〜 2025-07-31 に Booth で公開されたワールド(49件)
- ランキング基準: 集計時点での
like_count(スキ数)降順。本記事はランキング・統計とも再集計した内容に更新しています - 掲載条件: VRCFinderのDBには スキ数300以上の商品 のみを収集しているため、集計時点でスキが300に達していない商品はこの集計に含まれていません
- 注意: 本記事の数値・ランキングは集計日時点のスナップショットです。その後の変動を反映していないため、現在の数値とは異なる場合があります。また「公開」はBoothの商品ページが公開された時期を指し、実際の販売開始時期とは異なる場合があります
- 各商品の対応スペック・価格は Booth 商品ページに基づきますが、記事執筆時点の情報です。セール価格・アップデート情報は変わる可能性があるため、購入前に Booth 商品ページをご確認ください











